・肩こりや首の痛みが続く
・腰が重い、立つとすぐ疲れる
・呼吸が浅い気がする
・集中力が続かない
こうした不調がある場合、原因は「姿勢の崩れ」にある可能性が高いです。現代人はスマホやPCの影響で、頭が前に出る・背中が丸くなる姿勢になりがちです。この状態が続くと、筋肉・骨格・神経のバランスが大きく崩れ、全身に悪影響が広がります。
まず大きいのは、筋肉への負担です。頭は本来5kgほどありますが、少し前に傾くだけで首や肩に倍以上の負荷がかかります。その結果、肩こり・頭痛・首の痛みといったトラブルが常習化します。また、背中が丸くなると胸が縮こまり、呼吸が浅くなります。酸素が足りない状態が続くと、疲れやすさや集中力の低下につながります。
さらに、姿勢が崩れると骨盤の角度も変わりやすく、腰痛や下半身のむくみ、ぽっこりお腹の原因にもなります。血流やリンパの流れが悪くなるため、冷え性につながることもあります。
姿勢は「意識」だけで整うものではありません。ガチガチに固まった筋肉をゆるめ、弱っている部分をしっかり使えるようにすることが必要です。小さなクセの積み重ねで歪むように、正しいメンテナンスで少しずつ整えていくことができます。
毎日の姿勢を見直すだけで、体の疲れ方や見た目の印象が大きく変わります。気になる方は、まず自分の姿勢の状態を知るところから始めてみてください。