11月下旬は睡眠が乱れやすい時期です。当院でも、以下のような相談が増えています。
・寝つきに時間がかかる
・夜中に何度も目が覚める
・朝起きても疲れが抜けない
・眠りが浅く、頭が重い
これらは季節の変わり目に出やすい代表的なサインです。
【睡眠が浅くなる主な理由】
・寒暖差による自律神経の乱れ
朝晩と日中の気温差が大きく、交感神経が過剰に働きやすい。夜にリラックス状態へ切り替わりにくくなる。
・冷えによる血行不良と首肩の緊張
血管が収縮して筋肉が固まり、首肩が張ることで脳が休まりにくくなる。
・日照時間の減少による体内時計の乱れ
暗くなる時間が早まり、メラトニン分泌のリズムが乱れやすく、睡眠サイクルが崩れやすい。
【鍼灸・整体でできるサポート】
・首肩の緊張をゆるめて血流を改善する
・呼吸しやすい姿勢に整える
・自律神経のバランスを調整する
・冷えによる巡りの悪さを改善する
【自宅でできる簡単ケア】
・38～40度の湯船に15分ほど浸かる
・首・お腹・腰を重点的に温める
・寝る前の肩甲骨まわりの1分ストレッチ
・就寝前1時間はスマホの光を控える
睡眠の浅さは冬本番の不調の前兆となることも多く、早めのケアが大切です。違和感を感じる方はお早めにご相談ください。