今回は「代謝を上げるには」について書きたいと思います。
よく痩せるためには代謝を上げましょう!
代謝を上げて痩せやすい身体を作りましょう!という話は、
運動やトレーニング、ダイエットの場面においてはよく聞くワードではないでしょうか。
「代謝が落ちた」や「代謝を上げないと」というような言葉もよく伺います。
そして、その「代謝を上げる」という話題に対して、
よくセットで出てくる言葉としては「筋肉」です。
代謝を上げるためには筋肉の量を増やすことが大切!
だからトレーニングをしっかり行い筋肉に刺激を加え、筋肉を発達させる!
ということもよく聞きます。そこで、本当に代謝を上げるためには、
筋肉の量を増やすということが最もベストなのでしょうか。という疑問です。
結論から言うと、
筋肉(骨格筋)が安静時代謝量に占める割合は約22%で第一位なのですが、
肝臓が安静時代謝量に占める割合は約21%、
脳が20%、その他、心臓や腎臓、脂肪組織と代謝に大きく関係しています。
ですので、確かに筋肉の量を増やすということは、
代謝を上げる要因として重要なことであり、これは間違いありません。
しかし、筋肉を鍛えるだけでなく、
肝臓などの臓器環境を整えることも非常に重要ということです。
たくさん運動して、筋肉にたくさん刺激を加えて、筋肉の量が増えていったとしても、
お酒をたくさん飲んだり、食生活が乱れていると、
肝臓には負担がかかり代謝機能は落ちてしまいます。
つまり、カラダの「外(骨格筋)」と「内(臓器)」からアプローチできることが
最も代謝を上げるために有効となります。
両方の観点からカラダを見直すことができた時、
きっと理想的な状態を手に入れることができているでしょう。