息をすることはただ生きるために必要なだけじゃない!!
呼吸は、姿勢や気持ちにまで、つながっています。
息をするときに使う筋肉は、しゃっくりで有名な、横隔という筋肉。
リズムよく動くことで、胸の骨や背骨を動かして、
関節や筋肉が柔らかくなるのを助けてくれます。
もし浅い呼吸しかしていないと、これらの部分の動きが悪くなって、
姿勢が悪くなったり、体が動きにくくなったりします。
逆に正しい呼吸ができると体の中心のバランスが整い、歪みが減ります。
呼吸は体に必要な酸素はで取り込んで、いらない二酸化炭素を出します。
深い呼吸をすると、
体のすみずみまで酸素が届きやすくなって、血の巡りが良くなります。
そうすると、筋肉や内臓の働きが活発になって、疲れが取れやすくなったり、
体が自然に治ろうとする力がアップしたりします。
また、自分でコントロールできない神経(自律神経)にも影響します。
ゆっくりとした深い呼吸は、リラックスする神経を優位にして、
気持ちを落ち着かせたり、お腹の調子を整えたりするのに役立ちます。
さらに気持ちの面でも呼吸はとても大切です。
呼吸と気持ちはすごくつながっていて、意識して呼吸をすることで、
イライラしたり、不安になったりする気持ちを軽くして、心が安定するのを助けてくれます。
このように呼吸は、体のつくりと働きを良くしたり、
自分でコントロールできない神経を整えたり、
気持ちを安定させたりするために、とても大切なものです。
良い呼吸をすることは、
元気な体と心を取り戻すために、とても重要なカギになります。
少し日常の中で呼吸を意識して行ってみましょう!