お尻は日常動作や姿勢、体の不調にも影響を与える重要な部位です。
しかし、座りすぎや悪い姿勢、股関節の硬さ、下半身の冷えなどの要因で
お尻の筋肉が硬くなりやすくなります。硬くなったお尻は血流が悪化し、
骨盤が不安定になるため、不調やスタイルの崩れにつながります。
●姿勢が悪い
姿勢が悪いと、お尻の筋肉が弱くなり、骨盤が不安定になります。
猫背で背中が丸くなっている場合、骨盤が「後傾」し、
お尻の位置が下がった状態になるので、筋肉がうまく使えず弱くなってしまいます。
●股関節が硬い
お尻の筋肉は、股関節の可動域に大きく関係しているので、
お尻の硬さが股関節の硬さに直結していると言って良いでしょう。
座る時間が長くなったり、普段から体を動かしていないと、股関節の動きも悪くなりがちです。
●足が冷たい
季節を問わず、太ももやふくらはぎを触った時に、ひんやり冷たいと感じたら要注意です。
太ももやふくらはぎが冷たいということは、
お尻の筋肉も硬くなっていて血行が悪くなっている状態だと考えられます。
硬くなったお尻を柔らかくするには?
答えはズバリ「お尻を鍛えること」です。
機能的に鍛えることで、お尻に感覚ができて、お尻の筋肉が目覚めはじめます。
その結果、日常生活でもお尻を使うようになり、柔らかく機能的なお尻ができあがります。
機能的なトレーニングの代表的な種目は、『スクワット』です。
正しいスクワットは股関節を中心に行うので、全身の筋肉に満遍なく刺激が入ります。
柔軟性を取り戻し、姿勢改善や代謝アップ、スタイル向上など多くのメリットがあります。
日々のケアを継続することで、不調を改善し、引き締まった理想のスタイルを手に入れましょう。